チェックでわかるうつ病診断|病気について知ることが大切

医者と看護師

初期症状を見つけましょう

悩む男性

日頃から異変を確認しよう

慢性的な睡眠不足や職場の人間関係に負担のある人にとって、掛かりやすい病気の一つにうつ病があります。初期症状は自分ですら気が付かず、周囲の人から以前と違うとか、疲れがにじみ出ているなどと指摘されて初めて自覚する人もいます。日頃からうつ病の傾向があるかどうかチェックをしてみるとよいでしょう。変化の見つけ方にはいくつかポイントがあります。まずは見た目をチェックしてみましょう。日頃からファッションや身だしなみに気を使っている人がだらしなくなったり、服装に無頓着になっている場合、注意が必要です。女性の場合化粧の仕方が変わったり、体型が急激に変化する事もあります。次に会話をチェックしてみましょう。ふさぎ込んで元気がなかったり、物忘れがひどくなることがあります。また、今日の出来事を忘れてしまったり、自分の趣味に興味が無くなったりします。会話をしてもあまりしゃべらずに、ぼんやりしていたり人生の無意味さを語るような傾向があります。味覚にも変化が現れます。食事をすると味がしなくなったり、食欲がなく無理して食べても吐いてしまう症状が出る場合には、身体的な病状を調べてみるのと同時に、心療内科への受診を勧められることがあります。異変に気が付いた家族や周囲の人は心療内科へ受診を勧めてみましょう。身体的不具合が起きていれば内科を受診することはあると思いますが、原因がわからない病状には心療内科によって回復する場合があります。精神保健指定医師の資格を持つ臨床心理士が精神療法によって心のケアを行い、負担を軽減させます。同時に薬物療法によって感情面を整えていきます。

予防が大切です

うつ病のチェックをする際に注意があります。装いや会話などからうつ病の傾向がある場合、しっかりしろとか、がんばれと励ます行為は避けましょう。充分頑張っているのに更に頑張らなければと負担を掛けることになります。また、解決しようといろいろと理由付けをしたり、気持ちを分かったふりをする行為も避けましょう。うつ病の人にとって追い詰められたと感じると最悪の場合自殺行為に至るケースもあり、早期に受診させることが大切です。心療内科では感情をコントロールしている神経伝達物質の乱れを改善させるために抗うつ薬を使用して治療を行います。副作用の少ない抗うつ薬が数多く開発されており、自分に適応した抗うつ薬を見つけることにより効果が早期に期待できます。薬物療法と共に臨床心理士によるカウンセリングで否定的になった思考を改善させ、前向きに物事を捉えられるように思考を取り戻していきます。治療が必要ではないけれど、心に負担が多い傾向にある人は日頃からうつ病予防をしておきましょう。適度に運動をしたり食生活も偏っていないか見直してみましょう。睡眠にムラがあったり、短すぎると次の日に気持ちをリセットすることができなくなります。生活環境を整えるだけでなく、新鮮な気持ちを取り戻すために楽しみを作ったり、新しいことに挑戦することも良いでしょう。自分を振り返るために日記を書くこともお勧めです。うつ病は中高年を中心に特に女性に多く発症します。更年期障害との関連性もあり、うつ症状を軽減させるためにはホルモンバランスを整えながら前向きに生活していきましょう。